ノーマルキャブに戻す
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高回転が伸びない。
いくらなんでも7,600r.p.m.で頭打ちというのはヘンである。ハイギア付けてた時だって7,900は回っていたのに.... 7,900r.p.m.回っていたときはノーマルキャブにFENG-MINGのφ55.5シリンダだった。
あれからシリンダがT'sのφ54になるとともにキャブがデロルトのφ22となって現在に至るわけだが、 原因となるとこの2点か?現状、2次圧縮が12kg/cm^2もある(確認中)のでそれも怪しい。
PWK装着まではもうすこしかかりそうなので、キャブ→圧縮とデチューンを試みることとした。
オートチョークなんてキライキライ、だーいっキライ!
ということでマニュアルチョーク化してノーマルキャブに戻すことにした。
チョークプランジャとプランジャキャリアはノーマルキャブの部品を流用。
チョークレバーは
以前買い込んでおいたサムシフター
をとうとう使う。
取りつけるとこんな感じ。
チョーク全閉状態。
全開状態。
分解/組立を繰り返すうちにインジケータがコワレてしまったが、 どうせ取り付けると見えなくなっちゃうので気にしない。
車体右側から覗きこんだところ。レバーが黒くて分かりづらい。
操作ワイヤーはPWKにも流用できるよう、余裕を持ってフィッティングしておいた。
レバーAssyはメットインボックス前部が乗っているパイプフレームに取りつけた。 このパイプはチャリンコやバイクのハンドルと同じ直径なので、 チャリンコのハンドルに取り付けるサムシフターがぴったりとハマるのだ。
エアクリもデチューン
駆動系の容量も燃焼系に割り当てていたエアクリ。
吸気口2つでは開口面積が大きすぎるはずなので 1つはメクラ栓をして、もうひとつも内径を絞って入り口をファンネル状に加工してみた。
懲りずに失敗
キャブを入れ替えるだけなので交換作業自体は1時間もかからない。
サクッと作業終了して買い物がてら試走に出ようとしたが、スロットルを開けると失速して走らない。 チョークの開け閉めも関係ナシ。プラグも特に問題ナシ。
仕方ないのでもう一回バラしてキャブの中を確認すると....
メインジェットが入ってねぇじゃん。
そうだ、#80はデロにも入れてみたので外してあったんだ。
MJが無くても始動は可能だということが分かった。
MJを付けてキャブを組みなおしてカウル、キャリアを取り付け終わって、さぁセルを回すと今度は始動せず。
しばらくセルを回してると辺りに異臭がっ!バイクの下を見るとガソリンの海。
メットインの
キャブアクセスハッチ
からキャブを見ながらセルを回すとブリーザーアウトレットからガソリンを 吹き上げている。
負圧コックに負圧が入った時点でフロートチャンバー内にガスが溢れてるということは、 フロートバルブが効いてないということか、また全バラシ(涙)してキャブのフロートバルブを見ると フロ−トバルブも入ってない。ちゃんと点検してから交換すれーっ!
フロートバルブを入れて(....)キャブを再度組みなおして、またなんかトラブるとイヤなので、 今度はカウルは組まずに作業終了。セルを回すとエンジン掛からず。でもこれはすぐピンと来た。 プラグを外すと生ガスでベッチョベチョ。 ガスを拭いてプラグを付けて、スロットル/チョーク全閉でセルを回すと2,3発目で始動。 こんどはちゃんと走るので、取り敢えず買い物に行って問題が無いことを確認してカウルを取り付けて 作業全完とした。ハァ〜、くたびれた。
試走
うーん、中低速はやはりパンチがない。フロントは浮く気配も無い。 逆にBigキャブとしてデロルトPHBL22はそれなりの性能があったということにもなるワケで、 次に取り付けるPWKへの期待はイヤが上にも膨らむというものだ。
肝心の高回転はまだ回してないんだけど、それほど変化があるようには感じない。 中回転から高回転への伸びもデロのほうが力強かったと思う。
なにより乗っててツマンナイので燃費計測を1本やったらデロに戻すかなぁ。
マニュアルチョークはイイ感じだ。
「カチ、カチ、カチッ」としっかりしたクリック感があって、操作して楽しい。
始動のたびにオイル給油ハッチを開けることになるけど、 どうせココはいつも開けっぱなしだったので今更問題とも思えない。
こんど鍵を外してレバーで開閉できるようにしてみようと思う。
さて、もうちょっと走ってみて高回転域での性能に変化が見られなければ圧縮ダウンをやってみよう。
圧縮を下げてデロでも高回転が回るようであれば、
街乗用→デロルトφ22
ツーリング用→ノーマルφ16
勝負用→PWK28
という3本立てのキャブ構成にしてみたいもんだ。
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