プライマリスライディングシーブ(PSS)加工履歴


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Super Multivar

2004/01/08〜
 
 
 
 
 
 

キタコスライドRevision.6

Rev.5加工からほぼ1年、フェイス面が段着き磨耗していたので切削修正。
シーブ角度はRev.5と同じ。
 
 
 
 
 
 

キタコスライドRevision.5

3AAセカンダリ採用でチグハグになっていたスタートダッシュ性能を回復するためシーブ面を削って ベルト初期巻き付き径を下げる。
シーブ角度は加工前が14.50°、加工後が12.95°(CADの計算値)
旋盤加工のツールマークが残ってしまったが、 前回の教訓を元に ツールマークを除去してから取り付けた。
 
 
 
 
 
 

キタコスライドRevision.4

キタコスライドのメタルベアリングをYAMAHA純正スライド(5FA-E7620-00)から外したものに打ち換え。 キットのものは銅製でガタが大きくなってきていた。純正品は高炭素鋼の焼き入れ品。
なお、現在はキタコスライドのメタルベアリングも高炭素鋼の焼き入れ品となっている。
 
 
 
 
 
 

キタコスライドRevision.3

キタコキット付属のスライドブッシュ(右側)をYAMAHA純正品(4CW-17653-10、左側)に換装。
キタコキット付属品が偏磨耗を起こしていたため。

シーブフェイス側、フィクストシーブとの当たり面を1mm削り落とし。
オイルシール取り付け穴も1mm掘り下げ。
 
 
 
 
 
 

キタコスライドRevision.2

低速側のウェイトローラーストップ部を更に1.5mm、
ランププレートとの干渉部を切削。
 
 
 
 
 
 

キタコスライドRevision.1

WRガイド溝中心側のウェイトローラーが当たる出っ張りを削り取る。
 
この加工はWR初期位置を更に内側に落とし込むことにより、プライマリスライドの初期位置をクランク側に移動させ、 プライマリープーリーセットに掛かるVベルトの巻き付き径を小さくするためのもの。出だし付近の加速が向上する。
 
回転部品全般において、回転中心に近い部分の加工は少々ラフに行っても全体の回転バランスに与える影響は少ない。
逆に外周側はちょっとした加工の失敗が回転バランス喪失につながる危険が大きい。
プライマリスライドの加工では、回転バランスの喪失は加速の谷となって現れる。
 
プライマリスライドを手加工する場合は、まず内側を先に削ってボスワッシャを抜くなどしてみると良い。
外側加工よりも最高速の伸びは押さえられてしまうが、大きな失敗を避けることはできる。
 
なお、この加工形状での実走でアイドリング時にミッションケース内から「カンカンカン」という異音が発生。
シーブ本体とランププレートの干渉による異音なので、次回加工時に要修正。
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