もーさいしょー その1


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第29回東京モーターサイクルショーに行ってきました。
 
人ごみって好きじゃないので普段はショーなんかに行きませんが、 ある方から“業界関係者特別招待券”というのを頂いたんです。
 
ウィークデー(金曜日)で一般公開に先んじること3時間。 それ程ゴッタ返すこともなかろうと思い、珍しいバイク、パーツなどを見に行ってきました。
 
入り口からブース順に紹介していこうと思います。  
 





東京ビッグサイト

行きは新橋からゆりかもめに乗って。
沖縄航路フェリー埠頭の前を通るのでフェリーが入港してると間近に見えます。
琉球海運の“にらいかない”という貨物専用フェリーです。名前の由来は知りません。
沖縄航路唯一の大島運輸の貨客船“ありあけ”もここから出港します。

デカー。
東京ビッグサイトは初めて。 ゆりかもめとの連絡道からじゃ引ききってもフレームに入りません。

この先のエスカレーターを下って、狭いエントランスをくぐるとそこが展示会場なんですが、 すでにここらへんからガソリン臭いです。





Y's GEAR

入り口付近はショバ代が高くて、大手メーカーが陣取ってるのかと思ったらY's GEARのブースでした。 Y's GEARが大手じゃないとは申しませんが、順路があるわけじゃないのでメインストリートは ショバ代一定といったところでしょうか。
わたしが着いたときはなにかのデモンストレーションをやってて人だかりが出来てましたが見ませんでした。

デモが終わって人だかりが引いたあとに入ってみましたが、 マグネシウムホイールの製造行程を実物を置いて解説してました。
解説文は読みませんでしたが、こんなムク材から削り出すのはホントの試作品くらいでしょ。 量産品はもっとスポークの形が分かるくらいに鋳造して鍛造してから削り出すと思います。

外側を削り出して

中をクリ抜いて

塗りを施して完成。
 
 
上記はR1用のホイールでしたがG-Axis用だって作ってもらいたいものです。 ま、「わたしたちのお客様はお金持ちに限らせていただいております」ってとこでしょうね。
 
 





BMW JAPAN

かなり気合を入れて展示してました。
コンパニオンのお姉さんは膝下タイトで、コンパニオンを雇ったというより受付嬢全員召集、 といった感じでハイソ(死語)な雰囲気をかもし出しておりました。

BMっていうと「水平対向2気筒のシャフトドライブ」という印象しかなかったんだけど、 こんなのはちょっと乗ってみたいくらい

お約束の「水平対向2気筒のシャフトドライブ」もあったりして

でもって、全車ABS装備。少々ニブくてもカネのある奴が生き残る時代なのだ。
ニジリ寄ってピックアップ部の写真を撮ってるとお姉さんが「アンケートにご協力いただけませんか?」 と接近してくるけど、思いっきり「イヤです。」お姉さんに恨みは無いけど BMW−JAPANに知っておいて欲しい個人情報なんてこれっぽっちもありません。





HONDA

BMWの隣は世界のホンダ。
やっぱり大型のバイクが中心の展示だけど見たことあるのばっかだからか新鮮味が薄いです。 ヤマハ、カワサキ、スズキもそうだったけど。

そんな展示の中にもちゃんと原付も持ってきてありました。
だけど全部水冷4st!
時代の流れというものを感じますね。 そのうち2st乗ってるだけで後ろ指さされるような時代がくるかもしれません。 イヤ来るでしょう。

BITEのメーカー純正チューン車なんかもあったりして。

スーパートラップなんか着いてるし。

一応レーシングマシンなんかも撮ってみました。
え?コメント?ありませんよ。





メインストリート

入り口から出口に向かって“コの字”状にメインストリートが作ってあって、 このメインストリートの左右に有名メーカーのブースが並んでました。
左手は裏にも展示ブースがあって、パーツメーカーとかセキュリティグッズのメーカーとかが 展示を出してました。





DUCATI

ホンダの隣はドカのブース。

コンベンションといったらやっぱコレだよね。 みんなもっと絶対売らないようなもの持ってこようよ。
“ナンチャラDOG”と書いてありました。バックの映画に出したのかな? 盗難バイクの怨霊が寄り集まって式神となったような(以下略)





TOMOS

スミマセン。写真撮り忘れました。 最近街でも見かけるペダル付きのバイク。まさに原動機付き自転車と言った感じのあのバイクを作ってるメーカー の代理店の出展したブース。
チャンバーとか飾ってありました。オランダのメーカーだったんですね。 そのうちこれも4stになるんでしょうか。





SUZUKI

ドカの隣、スズキのブース。
国内メーカーで堂々と2st置いてるのはスズキだけでした。

オオ、宿敵V100サンじゃありませんか。

これって「ジーツー」って読むんですね。
ズィートゥーでしょうね。

出たぁ〜!コンセプトモデルだー。

スンゴイ太いタイヤ。
21世紀は2stが滅びてタイヤが太くなる時代なんでしょうか。





成川商会

輸入代理店のブースだと思います。 ベスパとかランナーとか置いてありました。
(公式サイトによると成川商会のブースでした)





PEUGEOT

プジョーのブース。
コンパニオンのオネーチャンはTシャツにジーンズと、 キャンパスにロケバス乗り付けてそのまま何人か連れてきたような構成で、 真ん中のショートパンツのオネーチャンがボスらしく、 周りに指令を飛ばしたりバイクの解説をしたりとイイ仕事をしてました。





Kawasaki

カワサキのブース。
ショートパンツのオネーチャンが「すいれいでぃーおーえいちしーよんきとう伝々」とマイクで解説。
舌を噛みはしないかとハラハラドキドキ心臓に悪いので次のブースに急ぎましょう。





HARLEY-DAVIDSON

ハーレーのブース。
おなじみの空冷V形2気筒に混じって....

なんと水冷V形2気筒DOHCだって。
排気音でパテントが取れなかったんでヤケでもおこしたのでしょうか

メリケン人の考える長距離ツアラーの一つの形、といったところでしょう。

気に入ったのはこのラジエターカバー。
ラジエターが正面から直接見えないようになってます。
 
 
夏の北海道を走ったことがある人はわかると思うけど、 一日走り倒すとバイクの正面は虫の死骸でさわれるところがありません。 正面ツルツルのスクーターでさえこんな状態ですから、水冷マシンのラジエターなんて悲惨です。 走り終わるたびにラジエターのスキ間をツマヨウジでチマチマ掃除するなんて激しく鬱になりますね。 下半身モゲたトンボの死骸とかベッチョリ潰れたカナブンとか。こういうのを虫汁(むしじる)って呼んでました。
 
虫だけならまだしも、アメリカ大陸の荒野のド真ん中で小石跳ね上げてラジエター破損なんて、笑えない冗談です。 それほど発熱量が無いならラジエター本体を保護するのは合理的な構造だと思います。
 
ハーレーが空冷ばっかり作ってたのも、満を持してリリースした水冷車を見るとナルホドという気がします。
 
 

 
 
 
 
次、 もーさいしょー2回目

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