GPS装着

改造レシピ一覧

ゴールデンウィーク後半、長野-豊科の友人宅を訪問することになった。
4輪車は去年処分してしまったので、行くとするならJRか原チャリだ。
 
JRは高いのでそもそも利用する気はない。
原チャリで川崎から長野に行くのかぁ〜。
考えるとスゴイ距離に思えるが、走り出してしまうとどうということはない。
ひたすら走ると、いつかは着くのだ。
 
思い立ったらブレーキは効かない。
地図はどうする?→ナビ欲しかったんでしょ→秋葉原でGPSを購入。
このGPSをG100稼動状態でいかに使うか!!に問題の焦点は移る。
 
 
 
 

買ってきたのは

このGPS。
 
デバイス単体でも使用でき、メモリーにログを蓄積してPC接続時にログをPCに書き出すことができる。
 
PCに接続した状態ではナビソフトのGPSアンテナとして機能する。
 
vaioを買ってからというもの、家中ソニー製品だらけだ。うまくソニーにハメられたらしい。
 
 

車体への取りつけは

クッションを介して取りつけることにした。
 
車体からの衝撃がなるべく伝わらないように....と考えたのだが
考えすぎだったようだ
GPS内部回路は基盤一体の構成なので、衝撃の大小にかかわらず、
イカれるときはイカれるし、イカれないときはイカれないのだ。
 
でも、なにか作らずにはいられない今日このごろなので、なにかいいものはないか
ジャンクパーツ箱のなかを漁っていると、ちょうど良いものが見つかった。
 
 
P000275s.jpg 金魚のブクブクのダイヤフラム。
金魚は飼ったことないけど、プラモデルのスプレーの圧縮空気源として
使用できないかと思い、買ったけど見事に使えなかったので
気になる部品だけもぎとって捨てたのだ。
 
 
 
P000273s.jpg GPS付属の取りつけベースにタップを立ててダイヤフラムの先端のネジ
をねじこんで、緩むと困るのでダブルナットをかませて、とどめに
ネジロック剤を塗布した。
 
 
 
 
P000272s.jpg ダイヤフラムの内側形状にあわせたカップリングをジュラコンの丸棒
から削り出し、タッピンネジ(例によって出所不明)でメーター脇に
固定。
 
 
 
 
P000268s.jpg 仕上がりはこんな様子。
 
 
 
 
 
 
P000271s.jpg カウルの中を這いずりまわしてUSBコネクター埋設。
PC起動状態でナビゲーションさせるため。
 
 
 
 
 
P000274s.jpg 黄色と黒のコードは、GPS単体駆動用の電源供給ケーブル。
このベースには電極が付いてないのでM2コネジで電極を新設して
メットインスペースのDC/DCコンバータに接続する。
 
 
 
 
P000278s.jpg GPSユニットを載せるとこんな感じ。
 
ウィンカーを操作するときUSBケーブルがジャマになる。
 
 
 
 

電源確保

バッテリーの電圧を、1.5,3,4.5,6,7.5,9,12Vの各電圧に変換出力するDC/DCコンバータを
メットインスペースに設置した。
 
実はG-Axisの旅行スペシャル化計画は去年の秋に思いついたことで、このコンバータもそのとき
買ったものだったのだ。
ちょっとマイブームが陰りをみせてほったらかしにしてあったのだが、今回の長野旅行で
見事に息を吹き返した。
 
 
P000263s.jpg メットインスペース内の様子。
シート裏にくっ付いてるのがDC/DCコンバータ。
この状態で問題なくフルフェイスを収納できる。
 
 
 
 
P000264s.jpg DC/DCコンバータ。
入力ケーブルは、元々はシガーソケットに挿すタイプだったのだが
Axisにはシガーソケットなんかないので圧着端子でバッテリーの電極に
直接接続。接続しっぱなしになるので、電源入切用のトグルスイッチをつけた。
出力ケーブルは取り外し、2極コネクタを新設。vaioとGPSの電源ケーブルを
差し替えて使用できるようにした。これが間違いのもとであった。
 
P000266s.jpg メットインスペース内の各コネクタ。
左からGPS電源、vaio電源、USB。
 
 
 
 
 
P000265s.jpg 各ケーブルはメットインボックスにφ20の穴をあけて引き込んだ。
 
 
 
 
 
 
P000267s.jpg メットインスペース後部には単三電池ケース。
MusicClip のバッテリである。
 
メットインスペース四隅のフックはvaioをぶら下げるサスペンションを
ひっかけるために付けたのだが、ムダであった。HDDを動かしたまま
メットインスペースにPCを入れて走るのに抵抗があったのだが、
バスタオルで十分だった。
 
 
 
 

テスト走行

GPSユニットには液晶画面があって、緯度経度(絶対座標)、速度と方向(極座標)、現在時刻などが
切り替え表示できる。
 
起動から最初の受信開始まで3〜4分かかる。
衛星を捕まえるのが大変らしいが、一度受信を開始するとめったに受信が途切れることはなかった。
 
緯度経度など表示されてもピンとこないので速度表示にして走り始めた。
 
意外にメーターの表示と一致している。
個人的にはメーターが狂ってたほうがうれしかったのだが、(実は速かったとか言ってみたかった)
わたしのAxisのメーターは誤差が少ないようだ。
 
GPSのサスペンションとして付けたブクブクのダイヤフラムは少々柔らかすぎである。
USBケーブルを接続した状態でちょうどよい固さになるので、単体起動時もUSBを挿すことにした。
 
 
 
 

ナビは?

これが意外(といっては失礼だが)に使える。
メットインスペースにvaioを入れてGPSと接続して、シート下からイヤホンを出して音声ナビに
従って走行するのだが、「1km先。“逆トの字”を左です」とか女性の声で誘導してくれる。
 
長野旅行でもチマチマした道を「あっちだ」「こっちだ」と指示され、「ダイジョブかな?」
なんてちょっと不安に思いつつ走ってるとあっさり友人宅に到着してしまった。
 
これはもう、紙の地図には戻れない。こちらは何も考えなくていいのだから。
 
 
 
ソレデハ、 長野ニ行キマセウ。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送