G-AxisにGPSを取りつけ、リアキャリアには合板で作った拡張ベースを設置し、 “グランドアクシス旅行スペシャル115”が完成した。 この仕様で2001年のゴールデンウィーク後半、前年に長野にIターンした友人宅を訪問するのである。 G-Axisでの旅はもう慣れたもの。去年は沖縄、浜松と連続で旅行したのだ。 | |
出発5/2、前日のルート探索で「予想所要時間7時間」なんてナビに脅されていたのでちょっとビビり気味に午前7:00に川崎の自宅を出発した。 R20に乗ってしまえばあとは道なりなので、R20までのルートをナビまかせに走行する。 途中、どう考えても左折と思える交差点で「右です」とか言われて「うっそぉー!!」なんて絶叫しながらも ナビ通りに走行してるとR20に入ることができた。 “所要距離最優先”でルート探索させたので、ナビも一生懸命考えたのだろう。 R20に入ったところでPCをスタンバイに入らせ、GPS単独起動に切り替える。 ホントにAxisのバッテリーでPCを駆動しきれるか未知数なのでPCの内部バッテリーを温存するためだ AxisのバッテリーにPCを接続しても、PCは電源として認識していないようなのだ。 旅は良いね当日の天候は曇り。「もしかしたら雨が降るかも」という予報であったが、若干肌寒くはあれ快適な旅であった。 平日なので車の通行量は少ないとはいえ、大垂水峠では4輪のダンゴに阻まれて飛ばせなかったが 今日は峠を攻めるのが目的ではないので景色を愛でながらチンタラとワインディングを楽しんだ。 それにしても良く曲がるスクーターだ。 前後12inchのタイヤが一番大きく効いているのだと思うが、私がいままで乗ったスクーターでは コーナリング性能は一番だ。 フロント荷重気味にコーナーに入っていくと面白いように狙ったラインを取ってくれる。 まさに“愛馬シルバー”。燃費もいいし良く曲がるし、あとは足が速ければ.... 小雨笹子トンネルにさしかかるあたりで、霧雨が降り始める。GPSは防水仕様ではないので一旦終了させてポケットに入れて走る。 道の駅“白水”で休憩。オニギリを食べて再び走り始める。 GPSは再び起動させて、コンビニのビニール袋を被せて簡易防水とした。 諏訪湖笹子トンネルを抜けてからは雨が降ったり止んだり。たいした雨量ではないので防水ジャケットの上着だけで事足りた。 山梨県石和市付近、R20は長い直線がつづくのだが、心配していた焼き付きの症状は出ない。 “パイロットエア締め気味”のセッティングは正解っぽい。 諏訪湖付近、R20を一旦それて諏訪湖畔に出て休憩。写真を撮って豊科の友人にメールで送る。 |
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長野、みどり湖に無事到着諏訪湖からはvaioをスタンバイから復帰させ、GPSと繋いでナビ再開。午後1:00、今年親が独立(?)して移り住んだみどり湖の家に到着。 ナビの予想より1時間早く着いた。法定速度で所要時間を計算しているらしい。 諏訪湖からのナビの途中、「バッテリーが少なくなりました」とPCの電源監視アプリから警告されたが その後もPCは動きつづけて、到着後バッテリー残量を確認すると逆に増えていた。 Axisのバッテリー電圧は出発前13.8Vだったが、この電圧では外部電源としては認識されず 内部バッテリーの電圧が外部電圧より下がると「あれ?なんか電気来てるし」とかいって動きつづける のだろうか?よく分からんが使えるならそれでいいや。 非公認最高速度記録196km/h!!みどり湖到着の夜、ビールを飲みながらGPSのログをPCに書き出してルートパスを表示させるとその中に一つ面白いデータがあった。 |
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走行速度が196km/hだって。 峠道だぜ。それにルート外れて宙返りしてるじゃん。 でも、面白いのでわたしのAxisの非公認最高速度記録として 採用するのだ。 |
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豊科へGO! |
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翌朝、雨後曇りの予想であったが雲のすきまに一瞬南アルプスの山々が 見えた。 |
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“最短距離”でルートを探索させて、みどり湖の家を出る。雨は朝のうちにあがっていた。 出発前の画面表示ではかなり直線的なルートだったが、走っているとだんだん国道をそれて 細い道に入っていく。 「地元民だってわざわざこんな道は走るまい」みたいな、実際走ってみるとけっこうクネクネと こう、なんていうか、「ダイジョブ?」。 「こんなところでルート見失われたらアウトだなぁ」なんて考えながら走ってるとあっさり 目的地付近に到着。「目的地に到着しました。ルートガイドを終了します」ってまだ目的地じゃ ないんだけど.... なんとなぁく走ってると見なれたルーフボックスを背負ったCRVを発見。 ぜったいこの家だろうと表札を見ると果たして目的地であった。 その後、買い出し、東京からの家族連れ組と合流して炭火BBQで久しぶりの再会を楽しんだ。 帰りのルートはなぜか行きとちがって国道ルート。 “出発地横付け”とか“到着地横付け”とかの条件でルートがあっさり変わるようだ。 行きのあのクネクネ道は夜中は通りたくないので国道ルートのほうがありがたい。 豊科からみどり湖まで30分ほどで着いてしまった。 |
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みどり湖→川崎5/4,5,6はみどり湖宅から諏訪湖畔に行ったり、のんびり開店準備にいそしんだりして骨休め。連休中は混むと思うので明けて月曜日に川崎に帰る。きままなぷう生活なのでそれで良いのだ。 5/7朝9:00みどり湖を出発。 |
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午前11:00、行きに狙っていたほうとう屋さん“小作”双葉I.C.店に到着。 時間が早いうえ、月曜日なので客はわたし一人だった。 “鴨肉ほうとう”を注文。ホントはこの小作のお得意は左の写真、店の正面に 掲げてるとおりカボチャほうとうらしいのだが、なんとなく鴨肉につられてしまった。 |
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注文後やけに早く出てきたが、麺にまだ味が染み込みきってなかった。まぁ、注文をうけてから 煮始めるシステムではしかたあるまい。ほうとうは食べ始める20分くらいまえからじっくり グツグツ煮込んで、麺がとろけかかってるくらいのほうが好きなのだが、どうだろうか? とはいえ、おいしかったし、窓際席から見える釜無川の風景にはこころがなごんだ。 |
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旅先でまで焼き付きますかぁ?ところが長野からの帰り、行きは良かったR20石和付近を巡航中、再び例の異音が発生しはじめる。70km/hくらいで巡航中、アクセルを戻していくとビーというかジャーみたいな音がエンジンから 聞こえるのだ。 またシグナルストップで減速時、アクセル全閉にするとエンジンブレーキよりかすかに強い減速がまるで 「ケホッケホッ」と咳き込むように出ていることに気づく。 そして約70km/hで走行中、また異音が。「やだな〜、早く直線終わらないかな〜」なんて心配しながら 走行していると案の定焼き付いてしまった。 再始動できたので良かったが、こんなところで完全停止に陥ったらと思うとゾッとした。 歩道に止めてエアスクリューを締め込んでみると(心配だったので工具一式持ってきていた) なんと2回転以上も回ってしまった。走行の振動で緩んでしまったらしい。 エアスクリュー締め込めば良いのか緩んでしまったパイロットエアスクリューを一旦締めて、戻し回転ジャスト1で再スタート。加速は若干鈍くなったが、やはり異音は出なくなった。 相模湖からの下り坂でうっかり魔の回転域7,400r.p.mに達しても異音も出ないし焼き付く そぶりもない これは、エアスクリューと焼き付きに一定の関係があるのはいよいよ明らかなようだ。 川崎に帰ったらキャブセットをもう一度見なおそう。 うっかりミスでGPS死亡若干心配していたのである。単一のDC/DCコンバータにポカヨケも設置せずに12Vと3Vのコードを接続できるようにすると まちがえてGPSに過電圧をかけてしまう可能性があるのでは?と。 “起こる可能性のあるエラーは必ず起こる”というマーフィーの法則をご存知だろうか? R20をひた走るだけならナビは必要ないので、GPSを単独起動させてログだけ取っていたが、 相模湖からR20を外れて町田市内を抜けて直線的なコースで川崎に帰るルートだったので、 相模湖のちょっと手前、上野原で信金の駐車場で再びPCを起動、ナビを立ち上げるつもりだった。 PCに電源コードを挿したはいいが、コンバータがわのジャックを挿し替えるのをわすれて 出力電圧を12Vに切り替えてしまった。 つまりまだコンバータとGPSがつながってるのに12V掛けてしまったのだ。 ナビがなかなかGPSを認識しないので、PCを再起動したりしたがやはり応答がない。 ふと電源ケーブルをたどって青ざめたのは電源切り替えから5分ほど経ってからのこと。 一縷の望みをかけて電圧を3Vに戻してみたがもうダメであった。 GPSを取りつけベースから取り外してみると、電極が焦げていた。筐体もちょっとゆがんでいる。 ソレデモナントカ帰ッテキマシタGPSが使えないのでナビもない。ハイライト表示された帰投ルートのチェックポイントを頭にたたきこんで川崎を目指す。 このままR20を辿っていけば府中に出るので迷わず帰れるのだろうが、行きと同じコースを 通るのがキライなので相模湖畔ルートに入る。 道なりに走るとJR横浜線橋本駅に出る。ここでちょっと迷ったが、町田街道に入って川崎市内に はいる。 川崎市内に入ってから町田街道を外れるルートを示しているが、やな予感。 入ってみると見覚えがある。以前迷ったことがある。 ひきかえして、ちょっと遠回りになるが無難なルートで無事帰宅した。 |
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修理から帰ってきたGPS。 写真に矢印でしめした部分に焦げがあったのだが.... 内部基盤もお焦げさん状態だった。たいていの機械のトラブルは自分で直すが (MDの基盤を修理したこともある。チマチマした作業もけっこう得意) こんどばかりは中を見たとたんにあきらめた。 |
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新品時に液晶に貼ってあった保護シールが貼ってある。 つまり、ソニーも修理を放棄して新品をよこしたのだ。 付属品がない分新品購入より\4,000安かったが、 修理代金は税抜き\19,800ナリ、アイタタタッ!!! |
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パイロットエアスクリューを締め込み気味にすると焼き付きの兆候である異音が発生しないのが 予感から確信へとかわった。 ただ、締め込み気味にするとダッシュが若干落ちるのでもう一回クラッチを軽量化加工する ことにした。 ウェイトローラーももう少し軽めにしたほうが良さそうだ。特に街乗りでは。 というわけで、次回 クラッチ加工4回目 |
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