チャンバー装着


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GアクBBSや改造さん隔離病棟に来てるHaruさん(Gアクとエアロックス100を持っててどっちにもWJ管を入れてるというツワモノ) から「ショットガン要りませんか?」とのオファーがあり、Haruさんのエアロックスのローターを軽量化加工するのと引き換え、 ということで交渉成立。
 
エアロックスのローター(4VP)は加工したことがなかったので新たに検討が必要だったけど、 ショットガンの値段を考えると設計費、加工費込みでもお釣りが出せそうなウレシイ話だ。
 
 
 





ShotGun到着

キラキラ♪
普段は耐熱艶消し黒とか、溶接跡に耐熱クリアー直塗りとかが好きだけど、 ShotGunの風貌にはこのメッキがあってるように思える。

で、さっそく手持ちのNSR用サイレンサーを当ててみる。
いままで何度かShotGun装着車の排気音を聞いてるんだけど、 100ccという排気量もあって、いままで聞いたスクーターチャンバーの音の中でも 飛びぬけてウルサかった。
 
 
容量の大きいサイレンサーに換えて、膨張室の周りをグラスウールか何かでくるめば少しは静かになるかも。
せっかくのメッキが見えなくなるけど、MadMaxに出てくるゾンビみたいな車両も好きだったりするのヨネ。
 
ただし、このNSR用のサイレンサー、市販車用のはずなんだけど、 2重反転になってなくて入り口から覗き込むと向こうが見えるのだ。
中は消音管が複雑に折れ曲がって繋がってるんだけど、これでちゃんと消音されるんだろうか? 解体屋に転がってたマフラーから取外したんだけど、まさかSP用だったなんてことが無ければ良いが....





試走もせずにサイレンサー換装





サイレンサー仮取付

換装予定のNRSのサイレンサーには取付サポートが溶接されてるんだけど、 コレがショットガンの本体に溶接されたサイレンサー固定ベースの ちょうど上あたりにくるのだ。
上下方向で約30mm、左右方向で4mmずれている。前後方向にもズレがあるが、 元々取付フランジで吸収する予定なので取り敢えず保留。
 
 
たしか、以前にテールパイプが取れて無償修理してもらったって聞いたような気が。 ショットガン付属のサイレンサーでも壊れるのなら2倍も重いサイレンサーなんか付けたら持つワケがない。
ならばテールパイプとの固定なしに、サイレンサー本体を保持できる程度の強度を持った支持方法を考えてみよう。
 
ショットガン本体のサイレンサー固定ベースも使うけど、このベースも薄板の溶接で頼りない。 もう1点くらいは支持ポイントを確保したい。
 
サイレンサー先端をショットガン付属のサイレンサーバンドでマフラー支持板に直接固定すれば、 そこが一番強い固定ポイントになる。 サイレンサー固定ベースは補助固定と位置付け、テールパイプとはあくまで芯合わせのためのフランジで 連結することにした。
 
 





サイレンサーサポート

サイレンサー先端にバンドを巻いて、20mmのアルミブロックから削り出したサポートにバンドを固定する。 ブロックサポートはM6ボルト2本でマフラー固定板に取りつけた。

横方向のズレはNSRサイレンサーのサポートの穴を明けなおして吸収。





テールパイプ連結フランジ

テールパイプとサイレンサーを連結するパイプを30mmのアルミ丸棒から削り出し。 連結パイプのツバをt5のアルミ板から削り出したフランジで固定する。
2ヶ所のサイレンサーサポートでサイレンサー本体は前後方向には動かないので テールパイプにはスコッと差しただけだ。

出来あがったマフラーAssy





ショットガン、インストォ〜ル〜!

う〜ん?以前不注意で破損したリアフェンダーが無いせいか、なんかバランスが悪い。 尻下がりな印象を受けなくもない。
ショットガン自体はなかなか良い感じなんだが....

こっちからのショットは逆にフェンダーが無いほうがマフラーが目立って良い気がする。





アイドリングテスト

火を入れるのはPWKを復帰(この時点では不具合があってノーマルキャブ)させてからにしようと思ってたんだけど、 どうせここまでやったんだから....ということでエンジンを掛けてみた。
 
キャブのセッティングは安定した状態だったので始動は何の問題も無かった。アイドル回転も安定している。
 
問題の排気音は、「チャンチャン」という膨張室からの音と「ボンボン」というサイレンサー出口からの音が合わさった、 ごく一般的な社外チャンバーの排気音だ。サイレンサーからの音はショットガン標準より若干重低音になっているようだ。
 
家の前だったのでスロットルは煽らなかったが、以前装着したDAYTONAマフラーとは比べ物にならない騒音を予感させる アイドリングテストであった。
Noripapaさんから、
「私も一時期ショットガン付けていましたが、 膨張室から発生する音を何とかしないと サイレンサーだけではどうにもならない気がしました。」
と、コメントをもらっていたんだけど、まさにその通りになりそうだ。(笑





試走、セッティング変更

機械のチューニングのキモは1度に色々変更しないことなのだが、クラッチミートタイミング、WR重量を変えないと 走らないのは火を見るよりも明らかなので、試走もしてないがこの際変えようと思っていたところを大方変えてみた。





一発目、WR、クラッチ小SP、クラッチセンターSP変更

WR:DAYTONA9g×6→CF-POSH8g×3+6g×3
クラッチ小SP:4KN-16626-00(GEAR用)→17L-16626-00(G-Axis用)
クラッチセンターSP:90501-405G5(GEAR用)+9mmゲタ→90501-430K3(Bw's100用)
 
一発目としては上出来。発進がモタ付くこともないし中速域でスロットルONしてもキックダウンが鋭い。 変速はだいたい7,200r.p.m.の領域で行われている。 WRはもう少し軽くても良さそうだ。
 
ただ発進時、クラッチミート直後に一瞬トルクの谷が出ているみたいだ。 これはドライブベルトを亀製からDAYTONA製に替えたときに出た症状に似ている。





ニ発目、WR変更

WR:CF-POSH8g×3+6g×3→DAYTONA11.5g×3
 
若干吹け過ぎだが、クラッチミート直後のトルクの谷が消えている。ウェイトローラーのせいだったのか? 変速は8,000r.p.m.くらい。

道端でセッティング変更(笑
一発目と二発目の間を取れるようなWRが無かったので、家に戻って7gと6gを偽造した。





三発目、WR変更

WR:DAYTONA11.5g×3→7g×3+6g×3
 
おお、こんなもんだな。変速は7,500r.p.m.くらい。
中速域で車体を引っ張っていくような加速感が楽しい。
ここまで高回転で回ってくれると俄然ポートを弄りたくなってくる。
 
7,000〜5,500r.p.m.のあたりで減速してるときに一瞬異音が出てるみたいなんだけど、 今までのビービー音とは若干音質や出方が異なっていると感じる。要注意であることに変わりはない。
 
この時点で吸気系はほとんどノーマルなのだが、 ここからPWKを入れてφ52ノーマルボアを高回転ポートにしてさらに圧縮を上げると いったいどんな加速をしてくれるのか、今から楽しみだ。
 
周りの迷惑も顧みずにスロットルを開けてしまうが、乗ってて楽しい仕様ってのはやはり良いなぁ〜。





やっぱ、ウルセェ〜や

サイレンサーを換えたんだけどゼンゼン効いてない。
いままでノーマルマフラー一直線だったので神経にコタエる。
 
いちばんウルサイと感じるのは40km/hくらいで定速走行してるような時。 変速回転が高いので尻の下でギャンギャン唸っている。
 
ある程度速度が乗ってしまうと騒音が後ろのほうに行ってしまう(笑)のであまり気にならない。 速度が低くてもスロットルを開けて回転を上げると爆発間隔が狭くなって音圧が下がるみたいだ。

家に戻った時に、以前ノーマルマフラーを改造しようとして買ってあった“U字管”を持って出た。 セッティング走行の途中でこれを差して走ってみた。すぐ抜け落ちてしまうので未確認だが 排気音が直接耳に入ってこないので若干静かになるような気がする。
....後ろの人がうるさくなるダケなのだが。
このU字管をちゃんと取り付けて走ってみることにしよう。





排気管修正

で、“U字管”を取り付けて走ってみた。
排気音が後方に排出されるためだいぶ静かに感じられる。

もっとも排気方向で音量が変わるということは、 もっと静かなサイレンサーを入れればもっと静かになるということだろう。





最高速アタック

秋葉原に用品調達に行く途中、多摩沿線道路と昭和通で前方が開いたので伸ばしてみた。
85km/hくらいまでだいたいイッキに加速して、そのあとジワジワと伸びて針が水平になる。
 
ハイギアを外してから大台に乗ったのは初めてだ。状況は無風、完全な平地、 上体は伏せずにダウンジャケット着用という前面投影面積極大な走行状態だったが、 約20秒の全開で100km/hに達した。
ノーマルキャブでこれだけ出ればPWKに戻した日には、そりゃもう....





異音発生

スロットルを開けて行く途中、8,200r.p.m.のあたりで弱いジャダー音が出る。 「チリチリ、チャリチャリ」と金属部品がチャタリングしてるような音で、 そこから更にスロットルを開けて行くと消える。
ノーマルマフラー+ノーマルキャブで時々聞こえるのと同じ音だ。 ただしノーマルマフラーの場合6,400r.p.m.付近で発生していた。
 
はっきりしたビービー音までにはならないが焼付きの前兆と考えたほうが良いと思う。
エアスクリューを締め込むと治ることが多いが、治らない場合も多くナゾの多い現象だ。





プラグチェック

帰宅してプラグチェック。
キツネ色というよりは赤土の色みたい。この色もいままで見たことないなぁ。
「薄い」という色には見えないので、MJを上げても焼付き傾向は変わらないものと推測する。 全開に至る途中で異音が発生してるので、スロー系に問題があるのだろうか?
 
 
まぁ、悩むよりはサッサとPWKに戻してしまいたいところだ。
(戻す....?)





サイレンサー再換装





静かなサイレンサーはないものか

パワーフィーリングは良いのだけど、ウルサイウルサイ。 スロットルを開けるのに気後れしてしまう。
 
これというのも当初取り付けたNSR用サイレンサーの内部構造が筒抜けに近い形になっているから (ショットガン付属のサイレンサーはモロ筒抜け)と考え、2重反転構造になってるようなサイレンサーを 探して交換してみることにした。
 
解体屋で色々な年式のNSRを物色してみると、どれも最初に入手したサイレンサーと同じ 筒抜けの内部構造をしている。
最初に入手したものはレース用のため筒抜けになってるのかと考えたのだが、 NSRのサイレンサーは筒抜けが標準であり、マフラー全体で消音する構造になっているようだ。
 
というワケでNSR用は候補から除外して探してみると、V型TZRとVガンマのサイレンサーが使えそうだ。 両者ともテールパイプから中を覗き込んで見ると遮蔽板と思しき構造物が見える。 ただ、ガンマは膨張室との接続部に角度が付いており、ショットガンに取りつけることができそうにない。





V形TZR(3XV)用に決定

最終的にTZR用のサイレンサーを買うことにしたが、膨張室フランジとの連結にトルクスボルトが使われており その場で外すことができなかったのでマフラーごと\3,000で買ってきた。
 
帰宅してトルクスボルトを外して中を見ると、膨張室からの入り口すぐに円錐形状のプレス製の遮蔽板があり、 排気脈動がテールパイプに直接出て行くのを防ぐ構造になっている。
 
NSRは膨張室からサイレンサーまでが細くて長いパイプで接続されているので、 筒抜けサイレンサーでもそれなりの消音効果が得られているのかもしれない。 あるいはサイレンサーに達する前のマフラー内部に遮蔽板が設置されているという可能性もある。

これの取付設計ではハードディスクエラーでデータがトンだりサイレンサーバンドがイヤな形をしてて 取りまわしにてこずったりしたのだが、詳細は省略しよう。  
 
NSR用サイレンサーを取りつけるときにマフラーサポートにあけた穴を今回も使って サイレンサーと膨張室をしっかりと固定する。
 
膨張室後端とサイレンサーの接続は今回も差しただけ。
ただしオーリングを使用してガス漏れを防ぐ構造にしておいた。
 
サイレンサーを2ヶ所で固定しているバンドはKIJIMAのアルミ製マフラーバンドで、 型番209-257、1ヶ\700だった。





TZR用サイレンサー使用感

各段に静かになった。といってもノーマルマフラーに比べると十分に音は大きいが....  
 
スロットル微開での市街地走行などの状況ではNSR用よりはるかに音が小さく、 十分常用できるレベルに感じる。
 
ただし、音が小さくなればパワーが落ちるという格言通り、全体的にパワーが細くなった。
クラッチミートのあたりでは逆に踏ん張り感が出ているが、 走り出してからの再加速などでは明らかにトルクが下がっており、 変速時にパワーバンドに乗り切っていない。
 
それに合わせてウェイトローラーを7g×3+6g×3から6g×6に換えてみると、 ちょうどパワーバンドで加速するようになった。 パワーダウンしたとは言え、ちゃんとパワーバンドにいれてやるとNSRサイレンサーと遜色無い 加速をするので、ShotGun+TZRサイレンサーの組合せを常用マフラーにしようと思う。

KITACOリアショックとの取り合わせでルックスもナカナカ(自己満足)
フェンダーはやはり普段の足としては必要。チャリンコ用のリアフェンダー(\1,100)を改造して 着けてみた。自分としてはとても気に入っている。

 
 
 
 
次、 ピンチ、サイレンサー脱落(未遂)

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