PWKはどうなっておるのか? PartIII フィッティング編


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キャブ、マニホ、負圧/オイルニップル、スロットルワイヤーなど主要な用品はそろった。
エアクリはエレメントは入手したがケースをどうするのか決まってない。 なかなか合う寸法の筒状のケースが見つからないのだ。
 
まぁ、キャブの吸気口はメットインボックスの中にあるのでそれほど大きなゴミが入ることもないだろう、 と割り切ることにした。立春から二日ほど暖かい日が続くらしいので直キャブで動かしてみよう。

スロットルバルブ駆動ワイヤーの引き回しもあるので
カウルからステップまで総バラし。
 
いくわよぉ〜
 
 





PWK本体の取付





マニホ周辺

オイルタンク本体は6mmのアルミ板でステーをこしらえて、前方に12mm,左方に6mm移動させた。 タンク後方の固定はナシとした。どうせメットインボックスとスタッドに挟まれて動きようが無い。
 
 

車体進行方向に出したオイルニップルがタンクと接触する。
このまま走ることもできるだろうが、2,3日持たずにオイルが漏れてくることだろう。
 
 

少々ズラして穴を明けなおして、ニップルを移動。
移動前の穴はクズ材でフタをしてハンダで固定した。
 
 





メットインボックスに追加加工

燃料/負圧ホース、スロットルバルブ駆動ワイヤーを通すのとアイドル/エアスクリュー調整用の穴を メットインボックスに追加する。φ16ホールソーでグリッとな。

雨どいダクトのこの辺りをボックス内側に固定しようと思う。 どうやったってマニホだけでは支えられまい。今回はオミットして走ってみるけど。





スロットルバルブ駆動ワイヤー





ワイヤー端末処理

チャリンコのシフトケーブルでスロットルバルブ駆動ケーブルを作ろうとしてるので 長さが合わないし、第一先端のタイコの形状が全然違うのでワイヤー端末は自分で作らなければならない。
 
でも、コレが出来ればどんな長さのワイヤーでも自作することができる。

まずアウターチューブから。
良さそうな位置をガムテでマークして、ここをピラニア鋸や薄刃のヤスリなどで切断する。 普通のアウターチューブは角形の鉄線をスパイラルで巻いてあるけど、 シマノのSISはピアノ線をほぼストレートに近いスパイラルにしてインナーチューブをくるんであるので、 ヤスリでジワジワ切るほうが仕上がりが良かった。

アウターを切ったら出てきたワイヤーを当ててみて、タイコを付ける位置にマジックでマークを付ける。

マジックマークにタイコの長さを足したあたりで切断。これは“喰い切り”という道具。 ちゃちなニッパーなどではワイヤーを潰すだけで切断できない。
“ピアノ線切断可”と書いてある大型のニッパーなら使用可能だ。
ウラ技としてはワイヤーをハンダで固めてからニッパーで切るという方法もある。

切断したワイヤー先端に真鍮で作ったタイコをハンダ付けするのだが、 ステンレスのワイヤーは表面を処理しないとハンダを受け付けない。
そこでステンレス用フラックスというものを使う。DIYのハンダ用品のコーナーに行けば何種類か置いてある。

まずは切断したワイヤーの先端を脱脂する。

ワイヤー先端にフラックスを一滴垂らす。接触した瞬間に表面が処理される。 見た目ではわかんないけど....

フラックスを拭き取ってハンダとハンダゴテを当てると見事にハンダが付く。 処理しないでハンダを当てても玉になって落ちるだけだ。

タイコは真鍮の丸棒から作る。わたしは旋盤を使うけど、旋盤なんか無くても4mmの真鍮棒の中心にピンバイスで 穴を明ければ出来あがりだ。ハンダを下付けした1.2mmのワイヤーを通すので1.5mm程度の穴を明ければ良い。

あとはワイヤー先端にタイコを被せてハンダゴテを当てれば処理完了。
バナナ管、アウターチューブ、遊び調整ネジなど、後からタイコを通せない部品を先に組んでから ハンダ付けするよう、良く手順を考えて作業すること。





スロットル戻し側ストッパー

ノーマルキャブは引きと戻しの2本のワイヤーで巻き取りプーリーを駆動していたので、 巻き取りプーリーの回転ストッパーがスロットルのストッパーになっていた。
 
一本引きワイヤーになると戻し側のストッパーが必要になるが、 スロットルハウジング内にストッパーを新設するのは骨が折れるので、 スロットルの戻し側ワイヤーを使ったストッパーを考えてみた。
 
 

材料は使わなくなったスロットルケーブルの残骸。 かなり傷んでいたのでスロットルケーブルは全て新品を手配済みだったのだ。
ワイヤーを短く切り飛ばして、先ほどの要領でタイコをハンダ付けする。 調整ネジ部は自作。

ダイレクトストッパーになるのでタッチは良好。 遊びはネジで調整する。





暫定エアクリ

GSX1400のエレメント口金をφ50の塩ビ管を輪切りにしたものに押し込んでみたら入ってしまった。 かなりキツイので後でちゃんと考えることにするが、試走するくらいなら問題あるまい。

オォ〜、カッコイ〜。
と思ったけどこの幅だとメットインボックスに入らなかった。
しょうがないのでエレメントを一本だけ使って、エルボーを介して縦にして取り付けてみることにした。





エアスクリュー調整孔

エアスクリューはボディにも穴を明けないとドライバーが入らなかった。

しかも150mmのドライバーじゃ寸足らず。
試走がてら200mmのドライバーを買ってきた。安かったから別に良いけど工具が増えるのはなんだかなぁ〜。





取り敢えず走行可能状態

ふふふふ

 
 
 
 
次はイヨイヨ試走だぁ〜!!というワケで
 
 
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