PWKはどうなっておるのか? PartII 用品製作編


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キャブレタ取付部品の製作





L字管

洗面台用のP管 をブッタ切って、外径34になるフランジを被せて....
 
 

コンロで炙ってハンダを流し込んで固定。
 
 





BigReed続き

Nap's世田谷にノギス持ってって流用可能なリードを探してきた。
NSR50とTZM50のものがほぼピッタリなんだけどどっちがいいのか判断できなくて唸ってたら 店員さんが箱から出して測らせてくれた。まったくの同一寸法だったんだけどホントかな?

リードストッパーがイケテナイ。
リードがストッパーに当たる瞬間の圧力逃がし(多分)の穴がないジャン。というワケでボール盤でグリッとな。

ナカナカいい感じ。
ところでこのリードバルブAssyは、GアクBBSの常連さんの“ヒロさん”が「RZ50ダヨ」と教えてくれた。 ヒロさんありがとうございます。
TZM用のベースガスケットと穴が合うので失敗して新品調達の際にはTZM用を買いたい。

使えない取付穴を残しておくといかにも取って付けたようでカッコワルイ。
ガスケットもろともいらない部分をザックリ削除。





リードバルブAssy取付アダプタ

バルブベースとクランクケースの間に挟むゲタ。

バルブAssy押さえ、兼インシュレータ押さえ。





マニホAssy

使えるかどうかワカンナイけど見た目はグー。

この極太管が吉とでるか凶とでるか....





整流管?

YZ85のパーツリストにこんな絵が載っていたので作ってみた。
マニホからリードへの流れを整えるか、吸入負圧伝播をスムースにさせるか、 そんな機能を持ったパーツなのだと思う。





インシュレーター切断

余分な長さをカット。





キャブ側カップリング

マニホとの接続カップリング。
2つ割の部品でキャブのケツを挟んでステンレスバンドで締める。

カップリングの中身。
黒ジュラコン(白がなかった)のリングと水道用パッキンで密閉する。





フィッティング確認

キャブの固定に係るパーツが揃ったので車体に取り付けてみよう!

出来あがったキャブレタアセンブリ。
(駆動ワイヤーとかエアクリとかはまだゼンゼン)





ガスケット切除

リードバルブのケースが広がったのでガスケットのハミダシ部を切除。
新しいの買えよぉ、という気がしないでもないけど破れるまで使うのが地球にやさしい改造というもの。





ドォダァー!!

イヤン、ボケちゃった。
オイルタンクと当たる以外は特に問題なし。

ミッションケース側から。
セルモーターもキレイにカワした。

エンジンブラケット連結棒は走行時にスウィングするんだけど、最大接近時もキャブとは当たらない。
もう少しクランク側に寄せてもダイジョブそうだ。





オイルタンクは移動が必要

ブニッ!と当たってしまった。
でも取付位置を少しズラせば付きそう。

後ろ側は20〜25mmほど上げればインシュレータをクリアできる。 25mmも上げたらメットインボックスにぶつかりそうだけど、 ぶつかったらメットインボックスを切ればイイノダ。どうせキャブが当たるので一部切断は既決事項だ。
“切る”、“削る”、“見なかったコトにする”、は改造三大原則ダ!!

前側は左に4mm、前方に10mm移動で良さげ。





メットインボックス処刑

mayakoさんに切断前提で譲ってもらったメットインボックスだ、景気良く穴を明けるノダ。
ホットナイフ でジジッとな。ケムリ(多分有害な塩素ガスを含む)が鼻をつくので 換気扇 を回しながら。





穴明きメットインボックス取付

こんな感じでキャブがボックス内にコンニチハする。

穴あけはうまいことフェンダーの前だけで済んだ。





雨どいジョイント仮取付

イイジャン。

サスが沈むとキャブAssyは前方に回転する形になるので、センスタ立てた状態でこれなら問題ない。
 
 
 
ここまで確認して車体は元に戻す。ノーマルマニホを付けてネジを締めてたらナンカ妙な締まり具合。 ふと工具箱の上を見るとリードバルブAssyが寂しそうに鎮座していた。 このまま組み上げたら翌日エンジン始動しなくて原因判明まで半日は悩んだことだろう。
 
BigReedは薄いゴム板でガスケットを作ればノーマルマニホにも使えそうなのが分かった。 PWKは動くようになっても常用するかどうか分からないし、ツーリングに行くなら絶対ノーマルキャブ に戻すので、ノーマルキャブにも組み合わせて使ってみたい。





スロットルバルブ駆動ワイヤーの取り回し





ノーマルラインとPWKラインの接続可否の確認

ノーマルのスロットルバルブ引き側ワイヤーの移動量は約23mm。
対してPWK28のバルブリフト量はその名の通り最低でも28mm。PWKのスロットルバルブをそのまま ノーマルのスロットルラインに組み込んで、バルブがリフトし切るんだろうか?
 
フロントカウルの中にある分岐ケースの中を見てみよう。

ケースの中でスライドしてスロットルとオイルのケーブルを引っ張り上げるブロックは、 ストッパーまでギリギリ28mmのストロークを確保できている。 足りなければストッパーになってる出っ張りを削ればまだ動きそうだし。

スロットルケーブルを外してグリップをひねってみると、 オイルケーブルは28mm引き切ることができるのを確認できた。 PWKのスロットルケーブルをそのまま引き込んでも問題なさそうだ。

スロットルケーブル先端はこのくらい出るように作れば良いみたいだ。





スロットルバルブ駆動ワイヤー試作

スロットルバルブ駆動ワイヤーはチャリンコの変速機駆動ケーブルを流用する予定。 安いし、ノーマルの駆動ワイヤーと同じφ1.2mmのケーブルだ。しかもフィッティング用品が いろいろあってなかなか良さげな駆動ラインが生成できそうだ。

ママチャリの“123(ワンツースリー)変速ワイヤー軽快車用”。\980ナリ
中身はSHIMANOのSISというブランドというかシステムで、 アウターチューブが細くてしなやかで見た目がスッキリしている。
 
 
アウターチューブに“SHMANO 1520”とプリントされていて、 これはアウターチューブの全長。 G-Axisのスロットル分岐ケースからキャブまでのワイヤーは約1170mmなので十分な長さだ。 余ったら切れば良い。どうせ先端のタイコは作りなおさなければならない。
 
後述するけど、ワイヤー先端処理はハンダゴテやピンバイスがあれば比較的簡単に作ることができる。

PWKへの接続部は“インナーリード管”というものを使う。
曲がりが90°と135°のものがあって、東急ハンズでどちらも\280だった。

135°のリード管を使って仮組するとこんな感じ。
スロットルバルブとの接続部は、タイコの高さをすこし削ってやったらそのまま使えた。

遊びの調整はここで行う。





追加ニップル類





負圧取出し

スロットルバルブ後方の円筒形の出っ張りにM5のタップを切って、 デロに付けてたニップルを取り付けた。





内燃系潤滑

6mmの真鍮丸棒から削り出し。

例によってハンダ付け。ハンダゴテじゃ熱量不足、ガスコンロでは全部溶けちゃうので ミニトーチで加熱した。

内側から見るとこんな感じ。

やっと直キャブで動かせる状態か。





エアクリーナー





エレメント

以前から目を付けといたGSX-1400のSUZUKI純正エレメント。
Nap's世田谷で1ヶ\1,950で売っていた。型番:13780-42F00
口で吸ってみると抵抗らしい抵抗がない。コレをツインで付けた日にゃぁ〜....





エアクリダクト

コッ、コレハイッタイ!
雨どい用の塩ビ継手を繋げていったらコンナ形にっ!
E.T.の顔面を思い出すのはわたしだけだろうか?

で、これをメットインボックスの中に収めてみた。

チョコッとアップ。

エレメントとどう接続するかが悩みドコロ。
外径85mmくらいのパスタケースでもあればバッチリなのだが。

PWKの接続部からエルボーを外してT形を直接付けてみた。
間仕切りを被せれば少しは荷物も入りそうだ。
そーだそーしよう。間仕切りで隠しておけばガソリンスタンドで 一々ギョッとされて説明を求められることもないだろう。

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