スーパー・ブロー・カット(S.B.C.) スパークプラグ


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エッ!?それってマジ

GアクBBSが“よねぴーさん”という方の書き込みで揺れたっ!!(笑)
 
スパークプラグのアースフックに穴を明けることで格段にトルクアップするということなのだ。 いっしょに紹介されていたページ によると、アースフックにスリット状の穴を明けることで燃焼室内の爆発の拡散に アースフックの影ができなくなることで、燃焼効率が上がりトルクアップするというものだった。
 
穴加工が結構細かくて骨が折れそうだけど元手ゼロのチューニング。試さない理由はない。
え?危ないって?そりゃイツモのことですから。
 





加工一回目

脱獄犯御用達の薄刃ヤスリでスリットを入れて、電極が見える穴ができたところで 取り付けて走ってみた。これ以上は加工できる工具がない。





走行感

全然変化なし。
 
他のインプレの「効果絶大」の記述から比べるとかなり温度差がある。 「やっぱりあの形状を完全に再現しないとダメなんだろうか?」 とか思い始めるとブレーキが利かなくなって、そのまま渋谷の東急ハンズまでオーバーランしてしまった。
 
 





加工ニ回目

買ってきた細めの刃。左が\760、右が\1,550だった。元手ゼロのはずが.... ま、他の加工にも使えるしね。
さっそくさっきのページの完成図をイメージしながら削り込む

サイドも

最終的に中心電極から放射状に広がるクサビ状の断面になった。





Ver.2の走行感

やっぱり変わらない。(わからない)
無加工のプラグと入れ替えて走ってみてもやっぱり変化を感じることができない。 最高速も測ってみたけど、入れ替え前も後も変わらなかった。 2ストハイコンプ車には変化が出ないというわけでもないだろうし....





Ver.3の予感

その夜GアクBBSに結果報告すると、よねぴーさんが分かりやすい写真が載ってる 別ページ のアドレスを貼ってくれた。
 
クサビ形断面ではなく、なるべく薄く削りこむのがキモらしい。薄くてもある程度強度を残さないと走行中にアースフック脱落、 なんてことも起りそう。うまく排気ポートからサヨウナラしてくれれば良いが掃気ポートからクランク室に入りでもしたら、 と思うとゾッとする。
 
ある程度の厚みを残しつつ、抵抗を下げる....航空機の翼断面ですね。
もっとも、航空機の最高速度を研究したアメリカ空軍のX-15の翼断面はクサビ形だったんだけど、 (但し、このクサビ形翼断面は方向安定性確保のためだった気がする)燃焼の拡散速度がマッハ7に及ばないことを祈る。





加工三回目

穴を広げるとともにクサビの後ろの部分も薄く整形。

アースフック座面の面取りも効果があるとのことなのでついでに。





Ver.3の走行感

えーん、やっぱり変わらないよ〜。(わからないよ〜)
今回も無加工のプラグも持って道端で交換して走ってみたんだけどやっぱりわからない。
 
前記2ページやよねぴーさんの書き込みによると劇的にトルクフルになるらしいのに、なんでワシの車両だけダメなのか....
 
まぁ、悪くはなってないのでしばらく使って燃費も見てみよう。 改善されるようならもうすこし穴を小さくして耐久性を上げて、イリジウムかなんかで作りなおしてみたい。
 
 
 
さいごにドクタ−・ルウブのオイルメンテ教室の一画にあった記述。
それを言われちゃ本も子も....
まず第一に最近気付いた事ですが、使用オイルを変更したりオイル添加剤を実際に使ってみて 「効果を感じにくいヒト」は恐らくプラグなどの変更による変化も体感しにくい。
といった事があるようです。





ところがビックリ、燃費向上?

走行インプレの最後に給油して帰りました。なんと、燃費が19km/Lから24km/Lに、5km/Lも伸びました。
 
今回の計測はメインジェットを絞り気味にしてたのでS.B.C.の効果によるものと断定はできませんが、 元々MJの上げ下げでは1〜1.5km/Lくらいしか燃費変化は無かったので、このたびの燃費向上はS.B.C.の効果が 有力候補だと思います。
 





燃費計測2回目

前回の給油から147.8km走行。5.9L入りました。25.1km/L!!
前回の突然の燃費向上は計算違いではなさそうです。
 
スロットル操作は特別抑えたワケではありません。加速が楽しいので、幹線道路なんかは全開か全閉。 押しボタンスイッチとソレノイドでスロットルバルブを開閉する方式でも差し支えないかもしれません(笑
 
 





無加工プラグに戻す

燃費向上がS.B.C.プラグによるものかどうか検証するために無加工のBPR7HSに戻して、1タンク走ってみることにしました。
 
ところが走り出してすぐ、スロットル開度1/2くらいまでの領域(市街地走行で多用してる領域)で明らかに トルクに差を感じます。
逆にスロットル全開時ではあまり差が感じられません。
 
ちょうど、WRのセッティングに失敗して「重いの付けちゃった」っていう感じでしょうか。
前回、プラグをとっかえひっかえで走ってた時はあまり差が分かりませんでしたが、 S.B.C.で300kmも走ってポンと無加工品にしてみると性能が下がったのを体感することで、 S.B.C.の性能向上を確かめることができました。
 
燃費計測のために無加工品で走りますが、計測が終わったらゼッタイS.B.C.に戻したいと感じてます。
 

300km走ったS.B.C.プラグ。
アースフックの根元が一部白化してます。この部分が極端に温度上昇してる可能性があるので、 次回作はもうすこし控えめな穴を明けようと思います。





燃費計測3回目

燃費向上がS.B.C.プラグによるものかどうか検証するために無加工のBPR7HSに戻して、1タンク走ってみました。
 
ところがドッコイなぜか燃費下がらず。そうなるとこの間からの突然の燃費向上の原因が全く分からなくなってしまいました。 「良くなってるんだからイージャン」と思うかもしれませんが、突然の謎の性能向上の次にくるのは謎の性能低下です。
 
そういえば去年のちょうど今ごろ、謎の燃費低下に悩んでいたっけなぁ〜。
 
ちょっとヤな予感がするですよ。
 





S.B.C.プラグの焼け色について

コレがケッコウ怖いんですよ。
 
アースフックの加工部が全体的に白化してて、フックの根元なんかマッシロです。
 
 
 

せっかくだからアースフックがモゲるまで使ってみようと思います(笑
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