カメレオンファクトリーのストリートマジック用Vベルト装着により高速の伸びは良くなったが、 低速域がスカになってしまった。 しかし、箸にも棒にもかからないほどスカなわけでもないので、プーリーとクラッチの加工により 低速域を改善、ストマジベルトの高速域性能だけをイイトコ取りすることにした。 | |
プライマリスライディングシーブ加工キタコ製パワードライブを再加工。前回の加工で、シーブとランププレートの干渉による異音(アイドリング時にミッションケース内から 「カンカンカン」という金属音が聞こえる)が発生していたのでその解消も兼ねて大幅に加工した。 |
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低速側のウェイトローラーストップ部を1.5mm削った。 しかしこのままではランププレートとシーブがすでに 干渉しており、低速側加工の効果は得られないので、 |
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ランププレートとの干渉部を切削する。 旋回テーブルを斜めにしてフライスのベッドに固定し、 プーリー専用冶具を介して旋回テーブルにプーリーを固定。 シーブスライドガイドをかわして干渉部だけを削り取る。 |
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削りあがったシーブ全景。 |
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オイルシールを取り付け、グリスアップして完了。 |
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ボスも削っちゃうシーブ低速側加工で、プライマリプーリーの初期開きが1mm以上大きくなった。そこまで広げることもなかろう。と言うことでボスを削って高速側にも加工の恩恵を分配する。 加工代(しろ)は0.5mm。後述するベルトのズレ量に相当する値とした。 |
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怖え〜!! 普段、軟金属(アルミとか真鍮とかの軟弱な金属)しか 削ってないので、たまに高炭素鋼なんか削って火花が出ると ちょっとビビる。 |
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クラッチシュー加工今回で三回目だ。そろそろ、削りどころも少なくなってきた。次回は切削方法を変えなければならないかも。 (マダケズルンデスカ?エエケズリマストモ) 今回はシューの表(というかシーブ側)をスプリング掛け穴の表面ギリギリまで削った。 | |
加工後のシュー。シェーではない。 今回の加工でシュー1ヶ145gとなった。 |
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加工前。 1ヶ158g |
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クラッチユニット全体で625g。 これ以前は記録してなかったが 10g→6g→13gと軽量化してきたので 元は712gあったわけだ |
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前後シーブのアライメント調整今回、前後ともシーブを解体したので主なパーツの寸法を測りCADに入力した。ベルトガイドローラーを作りなおさないとならないので、その準備も兼ねて。 で、入力結果を全表示してみるとベルトがプライマリ側でキックペダル方向に0.5mmズレてる ということがわかった。 “わかった”とはいっても測定誤差かもしれないし、走行中のベルトのたるみひとつで ズレ量は簡単に変化してしまうので、わざわざ調整することに特別の意義はないが なんとなく気持ち悪いので、スペーサーで調整した。 |
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ネジのところに掛かってるのがスペーサー。 例によって出所不明 |
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組立て完了 |
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プライマリプーリーにはこんな感じでベルトが 巻きついている。 そういえばプライマリスライディングシーブの オイルシール付近に小細工したっけ 全然効かなかったけど.... |
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試走OKOK。加速も元に戻ったしストマジベルトも絶好調。 いつものR246新二子橋のゆるい下り坂でふとメーターを見ると100km/h出ていて、 びっくりしてアクセル戻す。いつもこのあと焼き付くのだ。今回はセーフであった。 ストマジベルトは50km/hくらいからの加速がAxisベルトより良い。 焼き付かずにもっと高回転まで回ればストマジベルトの底力発揮となるのだが.... 加速時に若干吹け過ぎるのでWRを7.5g×3+8g×3から9.5g×3+8g×3に変更しよう。 |
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キャブセット変更キャブもセッティングしなおした。MJを上げても上げても焼き付きの兆候である異音が収まらないのでいっそ下げてみることに。 メインジェットは#80、ニードルクリップは最下段、パイロットエアスクリュー戻し1.25回転。 エアクリーナーを加工してからずっと開け気味にしていた戻し回転を絞り気味にしたら 異音はパッタリとやんだ。 が、加速が落ちた。7.5gを9.5gに換えたのが裏目に出てしまった。 まぁよい、このあと長野の豊科に遠出するので燃費重視仕様と考えて帰ってから再セッティングしよう。 |
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プラグもこんがりキツネ色。 |
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ブレーキパッド交換。 パッドを使い切って金属部がディスクに当っていた。 3ヶ月も前に買っておきながら交換をサボっていた バチがあたったのだ。 |
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しかしよくも減らしたもんだ。 7,000kmも走ってしまった。 通常は4,000kmくらいしかもたないそうだが、7,000kmの約半分は 沖縄旅行の分だから。 石垣とか宮古とかは信号少ないからね。 |
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お次は?GW後半、前述のように豊科の知人をAxisで訪ねることになった。「原付で行く」と言ったらびっくりしていたが、走り出してしまえばいつかは着くものなのだ。 地図を持っていくのがイヤだったので、いっそのことと思い以前から欲しかったvaioノート用の ハンディGPSユニットを購入。 Axisのバッテリーから給電できるようにして本格的な旅行スペシャル原付に改造するのだ。 次、GPSユニット装着→ |
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